ビニル壁紙の特徴は

量産品から高級品まで種類も多く、色・柄とも豊富に品揃えされています。

このようにビニル壁紙が普及したのは、

量産性に優れ、幅広い価格帯に対応できる

色・柄などデザイン的な表現が容易で多彩

風合い(硬さ、軟らかさ)を自由に作り出せ、発泡によるボリューム感も出せる

メンテナンス性に優れ施工性がよい、等の理由によります。

一方、感触の冷たさ、通気性・透湿性の低さ(結露が出やすい)と言ったビニル特有の特徴もありますが、

価格・品質・施工性を総合的に評価すると、現在の壁紙の主流といえるでしょう。

基本的には、主原料の塩化ビニル樹脂に充填剤・可塑剤・安定剤・発剤・着色剤などが配合されたビニル層と紙などの裏打ち材が積層されものです。

ボリューム感のある立体柄を表現するために、多くのビニル壁紙には泡剤が添加されており、発泡の程度により高発泡品から低発泡品まであります。

一方、デザイン性・機能性の点から発泡していない商品もあります。ビニル壁紙は、そのデザイン性・機能性を表現するためにいろいろな製法で作られており、それぞれに特徴があります。

1、発砲エンボス品

発泡させたビニル層にシボ(エンボスロール)で型押しをして作られます。

色・柄・エンボスの種類を変えることで非常に多彩なデザインを表現することができます。

シルク調の反射シボ柄、立体感を強調するエンボスとプリントを組み合わせた谷染プリントエンボス同調品など、技術の進歩によりさまざまなデザイン表現方法があります。

2、プリント発泡

紙などの裏打ち材の上に、発泡剤が入ったビニル樹脂配合を柄状に印刷し、熱を加えることで印刷部分を発泡させるものです。

多色印刷できることから、発泡エンボス品とは異なる風合いを表現できるのが特徴です。

印刷方法には、ロータリースクリーン印刷、グラビア印刷法など用いられています。

3、ケミカルエンボス品

発泡剤入りのビニル層に、発泡を抑制する働きのある薬剤を含んだインキで印刷するもので、印刷部分が発泡しないのが特徴です。

型押しなどの物理的な力でエンボスを付けるのではなく、薬品によってこれと同じ効果を出すところから、ケミカル(化学)エンボスと呼ばれています。

4、塩ビチップ

塩化ビニル樹脂を粒状にし、接着剤を塗布した紙などの基材の上に散布して熱加工を施した壁紙。

じゅらく壁などの湿式仕上調の風合を持っているものや、発泡剤を混入したペレット()で立体感のある凹凸模様を持つものなど、味わいの深いものがあります。

の粒子が剥落したり表面が傷つきやすい場合がありますので、この製法による壁紙は取り扱いに注意して使用することが必要です

まとめ

このように、ビニル壁紙はデザインのバリエーションに優れていることから、戸建て住宅はもとより、公共・民間の集合住宅、商業施設など、さまざまな場所に使われています。

広く使われている一つの要素として、施工性のよさがあげられますが、それなりの注意が必要です。

シボの荒いもの、商品に厚みがあるものは、下地の凹凸をある程度隠すことができますが、逆に細かいもの、厚みのないものは凹凸が表面に出やすい傾向にあります。

また、ビニル壁紙と一口にいっても、商品により特徴があります。厚みのある高発泡品は、発泡によるソフト感が得られますが、大きく膨らましているために、表面の強度が弱い場合があります。

汚れの拭き取りについては、シボの深いもの、浅くて細かいものは、シボの問に付着した汚れが拭き取りにくい傾向にあります、逆に浅くてフラットなシボの商品は比較的汚れが拭き取りやすいです。

汚れ防止壁紙を始めとする、機能性が付いた壁紙も非常に多くなりましたが使用する場所・環境に応じた壁紙選びも大切です。

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