繊維強化セメント板(JISA5430:2004)に規定される種類は、スレート・けい酸カルシウム板、スラグせっこう板の3種です。
無機質系材料の特徴である防火性能に優れ、強度、耐水・耐久・耐候性が高く、外装材・内装材として多用されています。
次に壁紙に関連する、スレートとけい酸カルシウム板について概説します。
セメントおよび無機繊維を主原料とし、あるいは、けいえ、抄造のうえ、圧搾成型した製品です。
① スレートの種類
スレートを大別すると、その形状から、次のようになります。
(1)波板・・・小波、大波
(2)スレートボード・・・フレキシブル板、軟質フレキシブル板、平板、軟質板
② スレートボードの特徴
・フレキシブル板
スレートボードの代表的製品で、たわみ強度が高く、耐久性も良好で、建築用ボード類の最高クラスにあります。有孔板として、あるいはサンドイッチパネルの表面材、化粧板の基材として利用されます。
・軟質フレキシブル板
釘のじか打ちや筋折りなどができ、加工性のよさが特徴。ただ、強度が若干低く、乾湿による伸縮が多少あるので、用途は内装向けが主で、合板メーカーの各種加工用基材として使用されます。
・平板
大平板とも呼ばれるスレートボードの普及品で・フレキシブル板に次ぐ性能を持ちますが、釘のじか打ちができないなどという、加工・施工上の難点もあります。
・軟質板
セメント・無機繊維の他、特殊繊維を配合し、釘のじか打ちなどができ、加工性のよさが特徴。ただ、強度が若干低く、乾湿による伸縮が多少あるので、用途は内装向けが主で、天井に使われることが多く、吸音用の有孔板もあります。
無機繊維および石灰質の他に、けい酸質を原料として、抄造しオートクレープ養生したもので、最大の特徴は、通常の木工用工具で加工・施工できるという点です。
JISの規定ではタイプ2(内装用)、タイプ3(耐火被膜用)に分類されています。
形状により、平板(単板)、単板を2枚以上積層した厚板と、半貫通・貫通の2種類の有孔板があります。
結晶構造を持たない他のボードと比べて経年変化、温湿度による変質変形が少ないなどの特性から、シェアを拡大させています。
埼玉・東京・千葉対応の壁紙リフォーム専門店「壁紙リフォーム屋さん」
質問などお気軽にお寄せください