合成樹脂系接着剤

壁張り用接着剤は、接着性、耐薬品性、防かび性などの本来の性能に加え、経済性や作業性にも配慮されたものでなくてはなりません。

 

どんなに優れた性能の接着剤であっても、高価だったり、のりの伸びが悪かったり、また張り起こしがしにくかったりするようでは、壁張りに不適当といわざるを得ません。

 

こうしたところから、近年各産業分野で多用されているさまざまな合成樹脂系接着剤とは異なり、天然素材のでん粉のりが壁張り作業用として主に使用されています。

 

合成樹脂系の接着剤は、このでん粉のりの接着力強化や耐水・耐薬品性を向上させる補助剤として混入されているのが実情です。

 

もちろん、状況によって合成樹脂系が主に使われる場合もあります。

1、酢ビ系接着剤

酢酸ビニル樹脂エマルションによる白色乳化状になる接着剤です。

 

壁張り用として長く使用されていますが耐水・耐アルカリ性が劣るため、コンクリート下地・モルタル下地の結露等の水分の影響を受けやすい場所には不向きです。

2、エチレン酢ビ系接着剤

エチレン酢酸ビニル樹脂エマルションなどによる接着剤。

 

耐水、耐アルカリ性があります。

 

酢酸ビニル樹脂エマルションには、可塑剤が含まれていますが、

エチレン酢酸樹脂エマルションは可塑剤を含む必要がありません。

3、アクリル樹脂系接着剤

アクリル系エマルションによる接着剤・油性ぺンキ、化粧板下地、ビニルクロスの重ね張りなどに用います。

 

非吸水性下地基材面への接着性に優れている一方、でん粉系接着剤との接着性は酢酸ビニル系エマルションより劣ります。

4、合成ゴム系接着剤

 

合成ゴムをエマルション化させた水性系と溶剤系があります。

 

壁張りに用いられるのは後者の溶剤系で、単独で使用します。

 

使用できる接着物の範囲が広く、オープンタイムが短いという特徴がありますが、コンクリートのアクに弱いという短所もあります。

 

固い材料でコーナーやエッジなどをくるむとき、部分的に使用したり、木質シートなどの施工に用いることが多いようです。

 

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