本来はせっこうやドロマイトプラスターのことを意味しますが、通常は、これらに似たものを含めて総称します。
消石灰に麻すさや糊材を加えて練ったものです。
主成分は消石灰で空気中の炭酸ガスと反応して炭酸カルシウムを生成して硬化します。
しっくいは、高松塚古墳でも使われた記録があり、わが国を代表する左官材料の一つです。最近は、健康住宅の材料として採用されるなど、しっくい仕上げが見直されています。(JISA6902:2006左官用消石灰)
せっこう原石を焼成して得られる焼せっこうは、水を加えることにより、水和反応を起こして凝結・硬化します。この性質を応用したのがせっこうプラスターです。
せっこうの特徴は硬化時に膨張して、材料のヤセがなく、乾燥過程で亀裂が生じにくいことです。また硬化速度が速いのも一つの特徴です。
逆に硬化が早いため、焼せっこうに、硬化遅延剤を入れて凝固・硬化時間を調整します。
せっこうプラスターはJISA6904に規定されていて、現場調合プラスター、既調合プラスター(下塗り用)と既調合プラスター(上塗り用)の3種に分けられ、現在では工場で生産された既調合プラスターが多く用いられています。
ドロマイトプラスターは、白雲石・苦灰石とも呼ばれるドロマイト原石を焼成し、水で消化したもので、しっくい同様、空気中の炭酸ガスを吸って硬化します。
主成分は石灰や酸化マグネシウムで、ドロマイトプラスターは粘性があるので、しっくいのように糊材を混入しなくても作業性がよいことが特徴です。
ドロマイトプラスターは完全に硬化するまでかなりの時間がかかり、収縮が大きく、また初期強度が大きいため、ひび割れがあちこちに集中しておきる傾向があるので、施工には注意が必要です。(JISA6903:2006)
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