クロス張替え費用の料金相場は？

壁紙（クロス）の張替えを依頼するのにどのくらいの費用がかかるのでしょうか？クロス張替え費用の料金相場をご紹介します。

壁紙の汚れは、長年生活していれば避けて通れないものです。

キッチン周りの頑固な油汚れ、リビングの手垢汚れ、排気口周りのすす汚れ、紫外線による経年劣化、子供の落書きなどなど、気になりだしたらきりがありません。

壁紙の張替えを考えたときに、どこに見積もりを依頼しますか？

不動産の売買の際には〇〇不動産に、リフォームの際には〇〇リフォームや〇〇工務店に、またポータルサイトなどからクロス張替え業者を探す人もいると思います。

実際にマンション３LDKの壁紙張替えの相見積もりを取ってみると、

☑リフォーム会社A社では、42万円

☑工務店Ｂ社では、35万円

☑内装業者Ｃ社では、28万円

などと、業者によって見積もり金額が全然違うことがよくあるんです。

なぜここまで見積もり金額に差が出てしまうのでしょうか？

1つ目の理由として、会社の規模や方針の問題です。

一般的には会社の規模が大きくなればなるほど、人件費や店舗家賃などの毎月の固定費も大きくなります。

会社としては従業員やその家族の生活を守るためにも、しっかりと会社の利益を残して、継続的に健全な経営をしていかないといけません。

そのような会社は決して安さで勝負はせずに、営業マンのきめ細かなサービスやアフターフォローなどを充実させて競合他社と差別化を図っています。

ターゲットとしてはある程度、予算がありサービス重視のお客さんになります。

それ対して、価格で勝負できる会社は、比較的小規模の会社となります。

従業員が2，3人もしくは、個人事業主で自宅兼事務所、毎月の固定費は少なくて済むので価格で勝負することができます。

ただし、大手のような安心感やサービスは期待できないかもしれません。

2つ目の理由として、中間マージン上乗せによる問題です。

リフォーム業界では大手のリフォーム会社でも小さな工務店でも、自社でできる作業とできない作業があります。自社できない作業は外注となり、下請け業者に作業を依頼します。

その時に元請け業者は自分たちの利益もしっかり乗せます。これがいわゆる中間マージンといいます。誤解のないように言っておくと、中間マージン自体が決して悪いわけではありません。

元請け業者として、しっかり下請け業者を管理する必要がありますし、そのためには時間と労力がかかります。

リフォーム会社の立場としては、理想としては全て自社の従業員で作業ができればスケジュールや現場管理がしやすく、一番利益が出せます。ただし、それは安定して仕事依頼がある繁忙期の場合で、仕事がない閑散期でも毎月人件費という固定費がかかってしまいます。

さらにリフォーム工事は多岐にわたるため、大工工事・電気工事・クロス工事・塗装工事などそれぞれの分野の職人を自社で確保するのは、現実的にはリスクが高いということになります。。

それよりも、その都度得意な下請け業者にに外注した方が、経営的なリスクは少なくてすむのです。

餅は餅屋にという考えで、リフォーム会社は営業に特化して、工事は全て下請けに任せている会社も少なくありません。

また不動産業界でも、不動産売買会社や管理会社に壁紙張り替えの見積もりを依頼した場合でも、ほとんどの場合が、下請け業者の見積もり金額に自分の利益乗せています。

不動産業界では中間マージンを乗せてるのが当たり前の風習になっています。

もちろん、お客さんにはそんなことは言いませんし、それが嫌なら自分で探してって話です。

また、ネットで検索するとポータルサイトが上位表示されると思いますが、ある意味ポータルサイトも同じ仕組みとなります。

ポータルサイトを通してお客さんとリフォーム契約が成約した場合、業者は施工価格の20～30％ほどの手数料をポータルサイトに支払うことになります。

また加盟金がかかることもあり、できれば自社で集客したいが、仕事がなければポータルサイトにも頼るしかないというのが業者の本音になると思います。

いかがでしたか？

以上のことを踏まえれば、業者によって見積もり金額に大きく差が出ることもご理解いただけたと思います。

見積もりに来た人が営業マンだとしたら、少なくてもその営業マンの人件費も見積もりに含まれているんです。

クロス工事に限らず、リフォーム全般において、

全く同じ内容の施工見積もりでもでも、業者それぞれの会社の規模や方針、あるいは立ち位置によって、見積もり金額が変わってくるのはごく自然なことだとも言えます。

 ごく当たり前の結論となりますが、施工する職人さんに直接お願いできれば、それが一番安い可能性が高いのです。

まずは、クロス張替えの見積もりの際に、見積もりに来た見積もりに来た業者さんに「自社施工なのか？外注なのか？」聞いてください。自社施工なら相場よりも安い可能性が高いし、外注なら相場よりも金額が高くなることを可能性があります。

当店「壁紙リフォーム屋さん」は完全に自社施工です。外注は一切なし。

よりお客さんに喜んでもらえるように、丁寧な作業を心掛けています。

お見積り無料、相見積もりも大歓迎です。

お気軽にご相談ください。