コンクリートはセメントに砂利・砂等を混ぜ、水を加えて混練するもので、水和反応によりセメントの成分が結晶化し、砂利・砂を強固に結び付けて硬化します。
壁張りの下地としては、近年工事が増加しており、鉄筋コンクリート造の中・高層の集合住宅(マンション・賃貸住宅等)で広く壁紙(主にビニルクロス)が使われるようになっています。
セメントモルタルと同様、アルカリ分の影響を避けるため、乾燥・硬化期間(養生期間)を十分とることが必要です。
施工は、通常鉄筋を配し(高層の場合には鉄骨も入る。)、この周囲に型枠を組んで、生コンと呼ばれる工場配合のコンクリートをポンプなどで型枠内に圧送する方法をとります。
これをコンクリートの打設といいますが、一定の養生期間後に型枠をとりはずして調整し、さらに養生させて仕上げに入ります。
この型枠をはずしやすくするため、型枠剥離剤を使いますが、この薬剤がコンクリート表面に残っている場合もあり、壁紙の接着を妨げますので注意が必要です。
また、この打ち放し面を壁紙張りの下地にするために、セメントフィラーと呼ばれる下塗り材を薄く平滑に塗布することがあります。
セメントフィラーは、セメントと硅砂を主材とし、これに合成樹脂エマルションを混和液として使用するコンクリートの下地調整材です。
フィラー自体は、他の湿式セメント系下地と同様、十分な養生期間をおき、シーラーを塗布するなどの処理が必要なのはいつまでもありません。
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