一般にベニヤと呼ばれ親しまれている材料です。
木材をスライスした板(単板=Veneer〈ベニヤ〉)を木目が直交するように奇数枚に重ね、接着剤で張り合わせてつくります。
合板の原木は、ラワン(東南アジア産・広葉樹)が主流でしたが、最近では、熱帯林保護の世界的な動きから、広葉樹から針葉樹へとの転換が進められています。
針葉樹合板の生産量は国内生産量の約6割を占めています。
合板は、JAS(日本農林規格)で規定されます。JASの改正(平成15年2月)により、公示された規格(表一1)では「合板」1規格として制定され、5品目、普通合板・コンクリート型枠用合板・構造用合板・天然木化粧合板・特殊加工化粧合板にまとめられました。
① 防火性
せっこうには、約21%の結晶水が含まれていて、せっこうボードが火災などの高温にさらされると水蒸気となって除々に放出され、温度の上昇を遅らせる働きがあります。
こうした特性により、火災の延焼防止に効果を発揮します。
② 寸法安定性
せっこうプラスターの項で、ヤセの少ない材料(無収縮性)と述べたように、ボード状になってもこの特徴が生かされており、湿度の影響による伸縮・変形・垂れ下がりがなく、平滑な面を維持します。
その他に、遮音性があげられ、厚手のボードの重ね合わせや、両面張りなど、工法と面材の組み合わせによって遮音構造として間仕切などに用いられています。
以上が長所ですが、短所として次の点があげられます。
・比較的重いものがあるので、加工・施工性で若干問題が出る。
・防水処理を施した製品(シージングせっこうボード)を除き、一般に防水性がなく、直接水の当たる部位には使えず、吸湿するとかびが生じやすい。
・衝撃に対しもろい。
・壁張り下地とした場合に、ボード原紙とせっこう層との接着強度より、壁紙とボード原紙との接着強度の方が高いため、張り替えなどの際にボード原紙ごとせっこう層から剥がれる場合があります。
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