パテは、下地の不陸、乾式ボードの目地、その他キズ・穴などを埋めて下地の平滑化を図るものです。
下地の状態により、部分処理で済む場合と全面パテ処理をしなくてはならない場合とがあります。
使用に際して注意することは、そのパテが壁張り専用品かどうかをまず確認して下さい。
市中に出回っているものの中には、ぺンキなどの塗装下地用もあり、これらは概して下地に対する付着力や上張り材との接着力が弱いため、壁紙を張ったあとの使用期間中に、乾燥収縮による引っ張りに負けて、剥離をすることがありますので注意しましょう。
クレームを避けるためにも、パテは壁張り専用品を用いるようにしましょう。
また選択にあたっては、下地の色違いが表面に透けることを避ける意味から、下地材の色調に近い色のパテを使用するようにしてください。
パテは、①見かけ上②主成分③用途により分けられます。
見かけ上の種類には、そのまま使える「ペースト状」と、現場で水と混練する「粉パテ」との2タイプがあります。
ペースト状製品の主成分は炭酸カルシウムで、粉パテにはせっこう系と炭酸カルシウム系とがあります。用途としては、仕上げ用と下塗り用とがあります。
ペースト状と粉末状パテの差は一概にはいえませんが、ペースト状パテは下地の種類による付着力の差がなく、既混練製品のため品質・性能が一定している等が長所といえましょう。
一方、粉末パテ(粉パテ)は、持ち運び、保管が容易で、必要量だけ現場で練って使えるという便利さ等が特徴です。
市販品には、「速乾性」という、硬化速度を特に早めた製品もあり、緊急工事に適応できます。
工事の状況・下地の状態に合わせて選択・使用するようにしてください。
仕上げ塗り用パテは、樹脂分が多く、平滑に塗り上がるもので、表面の接着力が向上します。
下塗り用パテで処理した上に塗布しますが現在は、下地の色に合わせたものが主流となっています。
樹脂分が多いため、乾燥時にヤセることがあり、深い穴や目地には下塗り用パテを使用し、仕上げ塗り用パテはその上に塗ると考えた方がよいでしょう。
下塗り用パテは、先に述べたように、深い溝などを埋めるときに用います。表面の粒子が比較的荒いものです。
市販品には、下塗り用・仕上げ塗り用を兼ねる両用パテもあります。
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