意匠的に目地を生かすような工法の場合は別として、通常はボードのジョイントをパテなどで埋めて、表面をしごき、平滑にしなければなりません。
① せっこうボード
主な下地材であるせっこうボードには、端部の形状が何種類かあり、目地処理の良否が仕上がりを左右します。
テーパーエッジボードと呼ばれる、長手方向端部をテーパー状に加工したボードは、ジョイントレスの大壁工法用に開発されたものです。
処理方法は、テーパー端部の突き付け個所に、下パテをかけ、この上にジョイントテープを接着し、その上に中パテをした上で上パテをヤセのないよう盛り上げ気味に処理します。
そして乾燥具合を見てサンダーをかけ、平滑にします。
べベルエッジポード(Vボード)もテーパーエッジボードとほぼ同様な処理を行ないます。
ジョイントテープは必ずしも使用しません。
スクエアエッジボード(平ボード)は、ジョイント部分で下パテ・上パテ処理する方法があります。
また、織物壁紙など下地の影響が出やすい場合は、ジョイント部分に補強テープを張り、パテでしごくなどします。
この補強テープ張りは、せっこうボードに限らず、必要に応じて用いることがあります。
補強テープは、下地の動きで目地が開いたり、ずれても壁紙への影響を少なくする働きがあります。
② 合板
また合板は普通突き付けとなっています。
含水による伸縮が若干ありますが、ひき板などのようなあばれはありません。
パテ処理は、目地を埋めるというよりも、段差をなくして平滑にしごくという考えで行ないます。
パテを盛りすぎると、逆にジョイントが目立ってしまいます。
なお、釘頭を沈めた部分のパテ処理も忘れずに行ないます。
使用するパテは、樹脂分の多いパテにし、色映りを避けるため、合板と同系の色調のパテを用いるとよいでしょう。
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