エアレススプレーは圧縮空気で塗料を微粒化せず、塗料に直接6.9~20.6MPa(70~210kg/㎠)の圧力を加え、エアレスガンの先端につけられる小さなノズルから塗料を噴射霧化します。
エアスプレーに比較して、霧の飛散が少なく、塗料噴出量が多く、パターン開きも大きくすることができるため、作業能率の良い塗装が可能で、造船、建築などの現場塗装や、工場塗装における下塗り・中塗りなど高級塗装以外の分野で、能率が良いことを生かして使われています。
この装置は、塗料に圧力を加えるポンプ、エアレスガン、エアレスガンの先端に取り付けるノズルチップ、ガンとポンプを接続する高耐圧の塗料ホース、小さなノズルチップのつまりを防止するための各部フィルター、洗浄・圧力除去時に使用するドレンコックなどからなっています。
塗料に圧力を加えるためのポンプに多くの種類があるが、大きく分けて圧縮空気を動力源として使用するプランジャーポンプ、エンジン又はモーターから直接ポンプを動かすタイプがあります。
またエンジン・電動タイプにはポンプ構造がダイアフラム式とプランジャー方式があり、プランジャータイプは高粘度塗料に適しています。
エアレスガンはほとんど調節機能をもたず、塗料をON-OFFするニードル弁機構、ガンフィルターからなっているが、高圧力に耐えるようニードル弁先端などは超硬合金で作られています。
エアレススプレーはノズルチップの種類によって塗料の噴出量、パターンの開きが決まっていて、塗装に適したノズルチップを選んで使用します。
ノズルチップは超硬合金で作られているが塗料によっては摩耗も早く定期的に交換する必要があります。
エアレス用塗料ホースは耐溶剤性・耐圧性と同時に、ホースにゴムホースのようなアキュムレート効果を持たせてポンプで発生する脈動を防止する役目も持たせています。
エアレススプレーはノズルチップが詰まりやすいので塗料吸込み口に吸込みフィルター、ポンプとホースの間に中間フィルター、エアレスガンにフィルターが内蔵され、詰まり防止機能としています。
エアレス装置を取り扱ううえで注意しなければならない重要なことは以下のとおりです。
①小さな孔から高圧力で塗料を噴射するときに静電気が発生します。
そのためのエアレス装置及び被塗物は必ずアースを取って静電気がたまらないようにする。
②高圧力のため噴射直後の力が非常に強く、人間の皮膚などはすぐに破れるほどの危険性があるので直接噴射孔には触らないこと。
③各部の接続は完全にし、低圧から洩れを確認しながら高圧にあげる。
エアレススプレーにおける調整は、適正な微粒化を得るための塗料圧力の調整、適正なノズルチップの選択です。
エアレスガンの操作は基本的にはエアスプレーの場合と大きくは変わらないが、吹付け距離は30~40cm、運行は70cm/sec前後が適正となっています。
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